ミネラルウォーター
11 月
2008
ミネラルウォーター とは、容器入り飲料水のうち、地下水を原水とするものをいいます。
特に、原水の成分に無機塩添加などの調整を行っていないものは、ナチュラルミネラルウォーター・ナチュラルウォーターと呼びます。
一方、原水が地下水でないものは、ボトルドウォーターと呼びます。
国内生産量では山梨県が日本一となります。
この製品は当初、地下水などの硬度が高過ぎて飲用とし難い欧州を中心に、味の良い地下水のある地域の物を瓶詰めとして飲料水に販売したことに始まります。
特に欧米では飲用に適する上水道と排水を流す下水道の他に、洗濯や入浴などに用いられる生活用水(飲用には適さない)を供給する中水道が存在している地域もあり、上水道であっても硬度が高いために味の悪い水しか出ない地域もあります。
イギリスのロンドンでは上水道を沸かすやかんや、湯を沸かすボイラーの内側にもカルシウムやマグネシウムの結晶が大量に付着することが知られています。
このような事情により、特に水事情が悪い都市圏を中心にミネラルウォーターの販売が普遍化したが、最近では「自然である」や「健康に良い(有害な不純物を含まない)」として、世界的にも愛飲者が広く存在している。
だがその一方で、ミネラルウォーターとの名称から、ミネラル(無機物)を多く含んだ飲料水のことと思っている人も多いが、ミネラルウォーターにはミネラル成分の品質規定があるわけではありません。
市販品では、ミネラルの取得による栄養補給という面よりも、各地の名水や大自然のイメージを前面に押し出している商品が多いです。
もっとも、ミネラルウォーターに含まれる程度の量ではミネラル摂取の効果は全く期待することはできません。
基本的に水であるため、大量に摂取すれば摂取するほどに尿の量も増え、それに伴ってミネラル分も吸収した傍から排出されていくため、当たり前だが、ミネラル分はきちんと食事から摂取した方が良いでしょう。
近年では、比較的水事情の良いと思われていた日本国内でも、大都市圏などの水道水には、水道配管の錆や水源の有機物系の臭い、さらには消毒のための塩素の臭いやトリハロメタンの危険性など、水質に問題があると感じる消費者も増えてきています。
ミネラルウォーターはこのような地域を中心に売上を伸ばす傾向にあり、コンビニエンスストアなどでも普遍的に見かける定番商品と成っています。