産業利用について

11 月 16th, 2008 by kaiyou

海洋学上の海洋深層水は、1930年ごろにフランスで取水されたのが始まりとされていますが、産業利用上で定義される海洋深層水は、1981年にハワイで取水されたのが始まりです。
しかし、海洋深層水の特性を活かした産業利用では、日本が最先端を行っています。
なお、ハワイで生産された深層水飲料は日本企業がハワイのイメージを利用して販売するために製造し、日本へ輸出している。
1995年に高知県が国の補助目的である水産利用に反して、取水した深層水の無償提供を始め、産業利用を行った。
富山県では水産庁と協議して許可を得て2000年から非水産分野の企業への分水を始めました。
また、水産分野への利活用では水産庁の補助を受けて富山県入善町で無機栄養塩に富み雑菌が非常に少ないという特質を利用してアワビなどの養殖業に利用しています。

健康増進分野では、1998年に、富山県滑川市に世界で初めての深層水体験施設「タラソピア」がオープンし、多くの人々の健康作りに利用されています。
富山医科薬科大学医学部(現:富山大学医学部)と富山県衛生研究所が、タラソピアで共同研究を行い、深層水浴によるリラクゼーション効果の高さを研究し、成果について学会発表を行っています。
現在は、深層水浴による皮膚への効果についての共同研究を行っています。
2006年には、高知県室戸市、静岡県焼津市にタラソテラピー施設が相次いでオープン、2007年現在では、沖縄県久米島にも海洋深層水を利用した温浴施設が整備されています。


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