海洋深層水の商品開発

11 月 12th, 2008 by kaiyou

消費者に納得して海洋深層水製品を購入してもらうには、科学的裏付けのある商品開発が重要であることから各取水地で様々な研究開発が進められています。

飲料関係では、富山県立大学が化学企業と共同で研究し特許を取得した、深層水を電気分解することにより製造したアルカリイオン深層水飲料を製品化しています。

また、富山市の製薬企業が、深層水のミネラル分を用いて、水関係では初めてとなる特定保健用食品(トクホ)を2003年に開発、販売したほか、栄養機能食品の飲料を2007年に開発しました。

アルコール類では、大手ビールメーカーが発泡酒の製造工程に富山湾の深層水を最適な量使用することにより、豊富な無機栄養塩を活かして酵母の発酵を促進させ、製品作りに活用しています。

化粧品類では、大手化粧品メーカーから、深層水の保湿性を活かした化粧品が製造、販売されています。
同社は化粧品関係の特許を取得しています。

また、韓国でもハワイの深層水を輸入してミシャブランド化粧品の一部として販売しており、日本でも販売されています。

食品では、富山県射水市の加工食品メーカーが富山県食品研究所と協同研究を行い、食品添加物に代えて、深層水を用い、そのミネラル分を活かして、大豆、サトイモ、ゼンマイ等の食品加工の工程に深層水を用いることで、煮くずれを防止し、うま味成分を保持する技術を開発し特許を出願するなど、科学的効果を検証した、おいしく、見た目もよいとする製品作りを行っています。
これら商品は大手スーパーにより全国で販売されています。

医薬分野では、海洋深層水のミネラルバランスが人の体液に近いことを活かして、富山市の企業が地元大学と臓器保存液として利用する研究を行ない、従来の生理食塩水に比べて遙かに保存効果が高いことを明らかにしました。
この成果を活かし、国の委託事業で創傷ケア用の薬剤を開発しようとする研究が進められています。


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